園庭の桜、二種類。
体育館の窓から見える早咲きの桜(陽光)は、去年より二週間も早く咲いて
子ども達にピンクの花びらのプレゼントをしてくれました。
昨夜からの雨でさらに花びらが散り、ピンクのじゅうたんを敷き詰めたようです。
一方、開園当時から子ども達を見守っている桜(ソメイヨシノ)は、
昨日雨の中、静かに開花の時を迎え、今朝は、十数輪の花を咲かせて登園してくる子ども達を
待っているかのようでした。
いよいよ明日は、卒園式!
老木の桜もしっかり子ども達の旅立ちをお祝いしようと一生懸命咲かせたようです。
それから、年中組さんが植えたチューリップもどんどん花を咲かせて丈を伸ばしています。
明日の会場にまさに花を添えてくれることでしょう。
ところで、今年のチューリップの中に双子のチューリップがありました。
一人一鉢、一個ずつ球根を植えたのですが、葉が出て、つぼみが見え始めると
お世話をしていた子ども達の関心はさらに上がって、成長の様子をつぶさに教えてくれました。
ある女の子が『大きい蕾と小さい蕾があるけど、こっちの方は咲かないの?』と心配そうに
小さな蕾を指さして聞いてきました。
わからないことは、園長先生に!と言うことで、園長室へ・・・。
『大丈夫だよ、きっと咲くからね』と
それからひとつ目の花に遅れること2日、双子のチューリップが咲き揃いました。
園長先生から『お花の大好きな○○ちゃんだから、神様のプレゼントだよ。』と
声をかけられた女の子の嬉しそうな笑顔は忘れられません。
明日は、たくさんの花に囲まれた笑顔いっぱいの卒園式しようと思います。